自分が選んだ治療の選択肢

前回までの記事を踏まえて、パターン別に自分がどうしたいかをようやく整理しました。

乳房について

まず遺伝性でなかった場合は、左胸の部分切除+放射線治療を選択しました。

理由は2つ。

ひとつめは全摘の場合だと左右があまりにアンバランスになること。大きい方の部類に入るサイズ(Fカップ)のため、差が激しいこと。

ふたつめは先生の説明によると全摘と部分切除+放射線では生存率に差がないこと。ただし再発する確率については少しだけ差があるそうです。

もし遺伝性だった場合は両胸の全摘で、同時(一次)再建なしを選択。

遺伝性でなかった場合は上記のとおり。一方で、遺伝性の場合は両胸を取るので左右のバランスを気にする必要はありません。同時再建しないことを選んだのは、大きいことでそれなりの苦労もあったのがなくなるのはいいなと思ったためです。だって、40代後半からは大きな胸は重力に従って垂れるばかりですからね。あとは後日再建したい場合(二次再建)も健康保険が適用されるので、いったんは再建せずゆっくり考えようと思ったからでした。

あと、ものすごく率直な感想としては、ないものねだりとして大きな胸がない状態でTシャツを着たいとか思ったこともあったりして。もちろん全摘は大変な身体への負担が伴うのですが、ネットでは全摘して大きな傷跡のあるありのままの姿をポートレートとして公表している女性たちの姿を見ると、前向きに考えてみたいと思ったからでした。

ただ、この結論に至るまでは本当に悩みました。母親が全摘したときは最期まで母親の手術痕は見られませんでした。でも、今回どうしても判断をしなければいけないということで、画像検索で全摘の事例もきちんと見ました。

卵巣卵管について

これまで調べた情報を踏まえた上で私が出した結論は、遺伝性だった場合は「可能な限り早期に卵巣、卵管を摘出」です。

心血管疾患のリスクが高くなることは気にはなりますが、論文を読む限りは50歳に近づけば近づくほどリスクは低くなるとの自身の認識のもとでは50歳まであと3年のリスクは許容できること、それよりも卵巣がんが発症するリスクの方が自身にとっては許容できないことが挙げられます。

骨粗鬆症は、、、まあ、運動するとかカルシウムとるとかでなんとかなりませんかね?
(いきなりエビデンスとか無視)

まとめ

上記の結果をまとめたのが以下の表です。次回の診察ではこれを持参しました。乳頭については調べきれなかったので先生に聞いて決めることにしていました。卵巣についても一応自分の中では時期も決めてはいましたが、一応当日もう一度先生の意見を聞いて決めようと思ってこう書くことにしました。

さいごに

選択するのは本当に難しいことを今回の経験を通じて深く実感しました。

医師や病院は様々な情報を提供してくれます。

それでも患者自身が選ばなければいけないことは事前に想像していたよりも本当に多いです。

現在の医療では、強く推奨できることもあれば勧められる根拠が乏しい内容もあり、患者は病院で与えられる情報はもちろん、自分がよりよい判断をするためには、自身が積極的に情報を収集する必要があることを痛感しました。

幸いにして、現在のGoogleは医療情報について信頼できない情報源を極力排除し、信頼できる情報が検索の上位に来るようにしてくれています。

また、日本のがん治療の実績が高い病院や学会などが積極的に情報発信を行ってくれており、最新の治療ガイドラインなどを閲覧することが容易になっています。

ぜひそうした信頼できる情報源を活用して、みなさまが適切な選択ができることを願っています。

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