これまでに支払った医療費

前の記事もぜひご覧ください。

さて、私がこの時点までに乳がん関連の医療費を計算してみました。

※この時点というのは、診断確定から入院、部分切除手術終了までを指します。

乳がんの確定診断から入院・手術までに支払った費用

まずはざくっと総額から。

トータルで約36万円でした。

一番大きいのはもちろん入院・手術費(約20~25万円)ですが、次に大きいのは遺伝子検査(約6~7万円)です。

あとは超音波検査、マンモグラフィー、MRI、針生検、血液検査、尿検査などの各種検査、診察などなどです。

上記に含まれる以外は通院にかかる交通費ですね。医療費控除の際には忘れずにカウントしないとね。

保険適用が3割なので、それがなければ120万円!保険ありがたいですね。

1.高額療養費制度で戻ってくるお金

さて、前回の記事でも紹介しましたが1か月の自己負担額が一定額を超えると超えた分が給付されます。所属している健康保険組合によって自己負担限度額は変わってきますが、厚生労働省が定めているのは以下の表のとおりです。

所得区分1か月の自己負担限度額多数該当
標準報酬月額83万円以上252,600円+(総医療費-842,000円)×1%140,100円
標準報酬月額53~79万円167,400円+(総医療費-558,000円)×1%93,000円
標準報酬月額28~50万円80,100円+(総医療費-267,000円)×1%44,400円
標準報酬月額26万円以下57,600円44,400円
低所得者(住民税非課税)35,400円24,600円
出典:厚生労働省(https://www.mhlw.go.jp/content/000333279.pdf)

多額の医療費がかかったのは9月(約10万円)と10月(約20万円)です。

これを上記の表に当てはめてみると以下のようになる、はず。

所得区分給付額(9月分)給付額(10月分)給付額(合計)
標準報酬月額83万円以上なしなしなし
標準報酬月額53~79万円なし約32,000円約32,000円
標準報酬月額28~50万円約20,000円約120,000円約140,000円
標準報酬月額26万円以下約42,000円約142,000円約184,000円
低所得者(住民税非課税)約65,000円約165,000円約230,000円

所得額によってかなり違いがありますね。

そもそも自分の標準報酬月額っていくらよ?ってところでつまづきます。

標準報酬月額は給与明細に書かれている毎月支払っている健康保険料から知ることができます。

健康保険組合が標準報酬月額ごとの健康・介護保険料の一覧表を定めていますので、自分が毎月支払っている健康保険料が一致するところが自身の標準報酬月額となります。

2.限度額適用認定証

これは迷ったのですが、私は申請しませんでした。

なぜかというと、緊急時に備えてすぐに動かせるお金として生活費の約3か月分を手元に用意していたのがまずひとつ。

これは経済評論家の山崎元氏の記事を参考にしています。

投資に回さない「生活防衛資金」は3カ月分で十分といえる理由
筆者が始めた、お金をテーマにしたオンラインサロンで特に話題になった「生活防衛資金」について今回は考えたい。これは生活費の支出に備えて、投資に回さずに預金などに置いておくお金のことを指す。ほぼゼロでいいという意見から、生活費の2年分が必要だとする意見まで幅があるが、筆者は「3カ月分」で十分だと考えている。その理由をお伝え...

私のメインバンクは住信SBIネット銀行でして、スマホやパソコンからのネットバンキングがものすごい使いやすいし、取引に応じてATM手数料や振込手数料が無料になるなど、従来型の都市銀行とは比べ物にならないくらい使いやすいのですが、その中でも特筆すべきサービスは自身の名義で代表口座に加えて目的別の口座が5つも持てること。

例えば旅行用の貯金のために口座を作ったりということが可能になります。家賃の引き落としなどで代表口座の残額が足りなくなっても目的別の口座から残確が自動で補てんされることはないので、目的別に貯蓄するにはうってつけのサービスです。

目的別口座 | 商品・サービス | 住信SBIネット銀行
目的別口座によって、住信SBIネット銀行では最大5つまで代表口座とは別に口座を持つことができます。ご利用手数料は無料です。目的に合わせて資産管理が可能なので、資産設計に大変便利です。

私はこのサービスを利用して代表口座を生活用として使い、生活費の3か月分を緊急用口座に入れておきました。口座間の移動はスマホで即時に行えるので安心です。

もうひとつは通っている病院ではクレジットカードが使えるため、ポイントが貯まること。
私のクレジットカードの還元率は1%なので、36万円支払うと、3,600円が還元されます。1%とは言えホテルでのランチ代くらいにはなるので、少しでも。

ちなみに同じことを考える人はもちろんいますねえ。

高額な医療費をクレジットカード払いにしてポイントを貯める節約術
重い病気の高額な医療費の負担を少しでも抑えるために、涙ぐましい節約の努力をしている人もいる。そのひとつが、クレジットカードでの医療費の支払いだ。

3.傷病見舞金、差額ベッド代補助金

入院・手術するにあたって会社の福利厚生ページを調べてみると、入院したときには傷病見舞金や差額ベッド代補助金の制度がありました!

しかし「連続で6日以上」の入院に限る。

・・・。

今回の入院は4泊5日。・・・1日足りない。

ぐう。

4.医療保険

実は2018年に医療保険を解約しておりました。

なので正直くやしいのですが、この記事を書くために保険に入り続けていた場合いくらもらえたのだろう?ということを調べてみました。

まあ、私が加入していた医療保険は掛け捨てで最小限だったので月々の支払いは約2,300円。
入院した場合日額5,000円+女性特有の疾病で入院した場合5,000円で、手術した場合100,000円+女性特有の疾病の場合100,000円。

つまり合計で250,000円が給付されるはずでした。

ただし、ここから払うべきだった2018年~2020年の保険料約75,000円を差っ引くと175,000円。

さらに、確定申告で医療費控除を行う場合は、1年間にかかった医療費から保険給付金を引かないといけなくなります。

まあ、たまたま解約したタイミングが悪かったのでマイナスが目立つ結果となりましたが、私の保険の場合は加入して10年かそこらで給付される額より支払う保険料の方が上回ってしまう類のものでした。

解約した理由も、まさに入っていてもあまりメリットがない(私の環境においては)ということをネットなどで調べたためなので、ある意味納得できる結果となりました。

ただ誤解してほしくないのは保険がムダということでは全くありません。むしろ逆で、うちは私が中学の時に父親が病気で仕事を辞めざるを得なくなり、母親も専業主婦の上に看病で働くどころではないという状況でしたが、それを救ってくれたのは父親が加入していた生命保険のおかげでした。

たまたま独り身で勤め人の私の状況においては保険は不要というだけで、立場が変われば状況がまったく変わるので、自身が置かれている状況をきちんと理解した上で適切な保険に入ることが大事なのだと思います。

まとめ

長々と書いてまいりましたが、私の感想は・・・

高額療養費制度すごい!そしてそれ以外は私の場合何もなし!

・・・うう、残念。

この後は抗がん剤治療(やるかどうかは病理検査次第)と放射線治療が控えております。
また年明けには確定申告があるのでその時にでも続きを書きますね。

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